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サンフレッチェ広島が初戦に勝利

　J1のサンフレッチェ広島は19日、今季から新設されたアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）2の1次リーグE組でフィリピンのカヤFCと対戦した。ホームの広島は、青山敏弘や満田誠らがスタメンに名を連ねた。対するカヤFCは、山崎海秀や斎藤彰人、堀越大蔵という3人の日本人選手がスタメン入りした。

　リーグ戦で優勝争い真っ只中の広島は、14日に行われた鹿島アントラーズ戦からメンバーを総入れ替え。開始から5バック時には6バックにもなる相手に攻撃の糸口を見つけられない広島だったが、37分に試合を動かす。ボックス内で満田誠がボールを持つと、グラウンダーのクロスを上げる。これをドウグラス・ビエイラがダイレクトで流し込み、先制点を奪う。広島が1点リードで前半を折り返す。

　追加点は、後半からピッチに入ったゴンサロ・パシエンシアが奪う。ボックス内左でボールを受けたパシエンシアが右足を一閃。鋭いシュートが逆サイドネットに突き刺さり、54分に広島が追加点を奪った。さらに64分にはイヨハ理ヘンリーがヘディングシュートを決めて、3-0とリードを広げる。広島はその後もゴールを狙い続けたが、得点は生まれず。3-0でACL2の初戦を危なげなく勝利した。

【得点者】
37分 1-0 ドウグラス・ビエイラ（サンフレッチェ広島）
54分 2-0 ゴンサロ・パシエンシア（サンフレッチェ広島）
64分 3-0 イヨハ理ヘンリー（サンフレッチェ広島）