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「それがJ1とJ2の差」ジェフユナイテッド千葉はなぜ完敗した? 高木俊幸が痛感したこと「今までの相手は…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 天皇杯の準々決勝、ジェフユナイテッド千葉対京都サンガF.C.の試合がフクダ電子アリーナで行われ、3-0で勝利した京都がベスト4に駒を進めた。ここまでの天皇杯でJ1クラブを2度倒してきた千葉だったが、今J1で最も勢いのあるクラブ相手に「J1とJ2の差」を感じた高木俊幸は完敗を認めている。(取材・文:石田達也)

絶好調のJ1クラブ相手に、狙うは3度目の下克上

高木俊幸
【写真:Getty Images】

 天皇杯の準々決勝まで駒を進めてきたジェフユナイテッド千葉。2回戦では中京大学(2-1)を下し、3回戦のFC東京戦では延長戦(2-1)にもつれ込みながらも勝ち切った。そしてラウンド16の北海道コンサドーレ札幌戦(1-0)でも勝利を収め、ここまで進んできた。

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 すべて僅差での勝負であったがJ1チームを2度退け、J2リーグでも調子を上げているチームが3度目の下剋上を狙った。

 この試合から中2日の21日には勝点1差でJ1昇格プレーオフ圏内を争うレノファ山口との直接対決を控えていることも理由の1つにあったかもしれないが、千葉の先発メンバーは、14日のブラウブリッツ秋田戦から11人を入れ替えている。[4-2-3-1]のダブルボランチには田口泰士と小林祐介が構え、右サイドハーフには高木俊幸、1トップに呉屋大翔が入った。

 一方の京都は、14日の横浜F・マリノス戦から6人の変更があった。その京都が立ち上がりからペースを掴む。11分、マルコ・トゥーリオのスルーパスを受けた豊川雄太が右足でスライディングしながら流し込み先制する。千葉は後方からのビルドアップを試みるも強いプレスを受け、ボールの動きは横から後ろへ。京都のスピードと強度に圧倒されボールを前進させることができず、ショートカウンターを受ける形が続いた。

 それでも千葉は、ここまで天皇杯で3試合に出場して1得点を記録し、パンチ力のあるシュートと多彩なキックを武器にする高木が22分、ゴール前約25メートルの位置でフリーキックを蹴るが枠を捉え切れず僅かに逸れていく。

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