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ダークホースはどこだ! 欧州CL戦力値ランキング11~20位。最新メンバーを分析。サプライズを起こしそうなのは?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:スポルティングCP(ポルトガル)

スポルティングCP
【写真:Getty Images】

監督:ルベン・アモリム(6年目)
戦力値:78(攻撃力21、守備力20、選手層19、勝負強さ18)

 現在のスポルティングCPはルベン・アモリム体制で最強の布陣を揃えている。昨シーズンのリーグ戦では2位ベンフィカに勝ち点10差をつけて優勝を果たし、今シーズンもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕前の5試合を5連勝。その内容も19得点2失点と圧倒的な強さでポルトガル国内を無双している。

 今夏の最大の補強は指揮官アモリムと、昨シーズンの優勝の立役者であるリーグ得点王ヴィクトル・ギェケレシュの残留だろう。ビッグクラブ移籍も噂された大型ストライカーはCLでも十分に通用する能力を持っており、クラブ通算56試合で52ゴールとハイペースで得点を重ねている。

 強力なのは彼だけじゃない。ペドロ・ゴンサウベスとトリンコンの両翼も破壊力抜群で、その大外にはウイングバック(WB)として本職ウイング(WG)のジェニー・カタモとジオバニー・クエンダの2人がプレーしている。攻撃時はギェケレシュを頂点とした5トップを形成していることから、「攻撃力」の戦力値は「21」とかなり高い数値とした。

 一方の守備力も「20」と高い。中盤ではバランスを取れる守田英正とモルテン・ヒュルマンドが効いており、最終ラインにはゴンサロ・イナシオ、ウスマン・ディオマンデ、ゼノ・デバストというフィジカル能力に自信のあるストッパーたちで守り切る。正守護神に迎えたヴラダン・コヴァチェヴィッチが怪我してしまったのは痛恨だが、ベストメンバーで戦うことができれば決勝トーナメント進出も十分に可能な力を持っている。

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