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ダークホースはどこだ! 欧州CL戦力値ランキング11~20位。最新メンバーを分析。サプライズを起こしそうなのは?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:ライプツィヒ(ドイツ)

ライプツィヒ
【写真:Getty Images】

監督:マルコ・ローゼ(3年目)
戦力値:76(攻撃力21、守備力19、選手層17、勝負強さ19)

 今シーズンのライプツィヒはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でダークホースとなるかもしれない。3シーズン目に突入したマルコ・ローゼ体制でチームの完成度は高まっており、タイトル獲得も狙える戦力が揃っている。

 特に「攻撃力」はCL出場チームの中でも随一のものがあるだろう。ダニ・オルモがバルセロナに引き抜かれてしまったが、同選手は怪我の影響もあって昨シーズンは約半分しか稼働しておらず、彼が不在の中でもアタッカー陣の破壊力は凄まじかった。パリ・サンジェルマンからの期限付き移籍が延長となったシャビ・シモンズと伸び盛りのベンヤミン・シェシュコ、ロイス・オペンダがさらに成長すれば、「21」と設定した以上の戦力値が発揮されるかもしれない。

「守備力」に関してもレギュラークラスは安定している。アル・ナスルへと移籍したモハメド・シマカンの穴はフェイエノールトで攻守に存在感を発揮していたルシャレル・ヘールトロイダを獲得しカバー。スムーズに主力の穴埋めも進み、ビッグクラブが注視するカステロ・ルケバも引き抜かれなかったため、戦力的なマイナスもなかった。

 一方で「選手層」には若干の不安要素がある。フィジカル的な負担が激しいチームながらトップチームの選手が24人と少なく、特に最終ラインは1人でも欠けてしまうと厳しい陣容になる恐れがある。今シーズンは3バックを採用する試合が多く、同時に5人のDFを起用するとなれば、残された控えDFは2人しかいない。怪我人さえ出なければ強いチームを維持できるだろうが、今シーズンはCLの試合が増えるなど例年以上に負担が大きくなることが予想され、過密日程を乗り切れるかどうかが今シーズンのテーマとなるだろう。

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