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Jリーグ 5日前

なぜ柏レイソルは勝てない…。古賀太陽の目に映る“今のチーム”とは。「全員が自信を持ってやれているのか…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

足りなかった攻撃のアイデア

「2失点目は、マイナスに入れられたところのプレスバックが間に合っていなかった。そこもチームとしてやってきた部分で、(スペースを)埋められていれば未然に防げるシーンでもあったと思います。楔に当てたところを自分が食い付き、(ボールに)触りましたが、無理に飛び込む必要もなかったと思いますし、我慢しながら外に誘導していく判断ができていれば防げたシーンでもあった」と反省すると「同じことを繰り返さないようにするしかない」と前を向いた。

 ピッチ中央を締められ、柏の攻撃は外回り、外回りとなる。磐田のディフェンス陣を慌てさせたいところだったが、0−2のままハーフタイムを迎えると、後半頭には木下康介、そして60分には細谷を投入。攻撃のギアが上がったと思われたが単調なクロスが多くなり、押し込んだ中での攻撃のアイデア、さらに言えば仕上げの精度が低かったことで流れは変えられず、ゴールは遠かった。

 磐田はカウンターのチャンスを窺うが古賀と犬飼智也を中心に決定機を作らせない。逃げ切りを図るアウェイチームは試合終盤に5−4−1のブロックを組み守備を固めると、試合はこのまま終了。敗れた柏は3連敗となった。

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