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Jリーグ 5日前

なぜ柏レイソルは勝てない…。古賀太陽の目に映る“今のチーム”とは。「全員が自信を持ってやれているのか…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

「個人として反省しながらチームとして…」

 5分、中村駿のフリーキックを守護神・松本健太が右手で弾くとコーナーキックとなる。そのコーナーキックからの流れで、こぼれ球を拾った中村がゴールキーパーとディフェンスの間に絶妙なクロスを送ると、古賀の背後から抜け出た渡邉りょうにヘディングで叩き込まれた。

 良い守備から良い攻撃につなげリズムを作りたい柏は先制点を取られたことで前に出ていかざるえない状況となり、ビハインドを背負ったことでバランスの比重が前目になったことでセカンドボールへの反応が遅れていた。

 そして26分、サイドチェンジのパスを松本昌也がピッチ中央へと折り返すと、最後は中村が受け左足で蹴り込まれゴールネットが揺れた。

 古賀は「ボールに反応しラインを下げるべきだったと思いますし、渡邉選手の動きを認知できていれがクリアできたシーンだったと思うので、その前の状況を含め、チームとして未然に防げたシーンもあったと思っています。個人として反省しながらチームとしてあのような部分を作らせないことができればと思います」と1失点目についての反省を話すと、2失点目についても続けてこう述べている。

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