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Jリーグ 5日前

なぜ柏レイソルは勝てない…。古賀太陽の目に映る“今のチーム”とは。「全員が自信を持ってやれているのか…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 明治安田J1リーグの第30節、柏レイソル対ジュビロ磐田の試合が​​​​三協フロンテア柏スタジアムで行われ、磐田が0−2で勝利した。この敗戦で磐田との勝ち点差が2となった柏は、残留に向けて負けられない戦いが続く。それでもキャプテンの古賀太陽は「ポジティブな要素を見つけられる位置」と前を向いている。(取材・文:石田達也)

「パワーを感じられなかった試合」

古賀太陽
【写真:Getty Images】

 約2週間の中断期間が明け、16位の柏レイソルが18位のジュビロ磐田をホームに迎えた。直近のリーグ戦では2連敗中同士。両者の勝点差は「5」。38分の1以上の価値があると言っても過言ではないこの試合は、柏にとっては嫌な流れを断ち切り、シーズン目標とする7位以上でのフィニッシュを達成するためにも勝点3は必須だったが、9本ものシュートは空砲となり、アウェイチームに軍配が上がった。

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「前半の入りが悪く、失点してしまったことで難しくなってしまいました。今までの敗れた試合内容と今日の試合内容は少し違ったかなと思っています。我々が得点をする、追いつこうというパワーを感じられなかった試合だったと思います」と井原正巳監督は試合を振り返った。

 柏は出場停止明けのキャプテン・古賀太陽が先発に復帰。パリ五輪代表だった関根大輝は右サイドバックに入ると、4−4−2の2トップには垣田裕暉と小屋松知哉が構え、日本代表活動から戻った細谷真大はベンチスタートとなった。

 試合を総じて言えば立ち上がりの緩さと簡単に隙を見せたことが勝敗を分ける形となった。
柏は中断期間中に取り組んできた「ゴール前の強度」や「相手攻撃陣に仕事をさせない」ことを体現できなかった。

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