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夏の移籍でどう変わった? J1クラブ市場価値ランキング2位。優勝目指して積極補強。市場価値でもトップレベルになった昇格組

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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2024年の明治安田J1リーグは、夏の移籍市場の登録期間が8月21日で締め切られた。どのクラブも選手の補強や放出の動きがあり、戦力がアップしたチームもダウンしたチームもある。今回はデータサイト『transfermarkt』のデータを基に、J1リーグ全20チームの総市場価値をランキング化して紹介する。

2位:FC町田ゼルビア

FC町田ゼルビアの相馬勇紀
【写真:Getty Images】

監督:黒田剛
J1リーグ順位:1位
総市場価値:1828万ユーロ(約29億2480万円)
最高額選手:ドレシェビッチ(180万ユーロ/約2億8800万円)

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 J1リーグで首位を走るFC町田ゼルビアは、総市場価値が1828万ユーロ(約29億2480万円)でリーグ2位となっている。

 町田は今夏の移籍市場で市場価値90万ユーロ(約1億2600万円)の平河悠がイングランドのブリストル・シティへ移籍した。主力選手の移籍は痛手だが、そのほかの退団選手は全て市場価値が45万ユーロ(約7200万円)以下で、いずれも期限付き移籍となっており、余剰人員の整理と捉えていいだろう。

 一方で、獲得した選手は少数精鋭という印象だ。相馬勇紀(150万ユーロ/約2億4000万円)、中山雄太(120万ユーロ/約1億9200万円)、杉岡大暉(60万ユーロ/約9600万円)といったサッカー日本代表経験者を獲得した。相馬と中山はすでに1得点を記録し、杉岡も1アシストと早くも新戦力が結果を残し、チーム力は上昇しているようだ。

 昨シーズンのJ2リーグで優勝して初めてJ1リーグを戦っている町田は、新加入のドレシェビッチ(180万ユーロ/約2億8800万円)らが見事な活躍をして快進撃を続けている。J2からJ1に昇格した際の補強が的確だっただけに、今回の補強にも期待がふくらむ。この積極的な補強は、J1優勝を本気で目指している証拠だ。

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【了】

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