3位:アンス・ファティ(スペイン代表)
生年月日:2002年10月31日(21歳)
推定年俸:1395万ユーロ(約22.3億円)
23/24リーグ戦成績:19試合2得点0アシスト(ブライトン)
バルセロナで3番目に高額な年俸を受け取っているのはFWアンス・ファティだ。その額は1395万ユーロ(約22.3億円)となっている。
バルセロナの下部組織で育ったファティは、2019/20シーズンに16歳の若さでトップデビューを飾り、このシーズンにリーグ戦で7得点を記録した。軽やかな身のこなしで鋭く突破してゴールを重ね、クラブとファンの期待を一身に背負う存在となった。
しかし、2020年11月に左ひざ半月板を負傷して2020/21シーズンを棒に振ることに。10番の背番号を託された2021/22シーズンも度重なる負傷に悩まされた。2022/23シーズンはケガから解放されたものの、出場した36試合のうちほとんどが途中出場で、かつての期待とは程遠い姿だった。2023/24シーズンはイングランドのブライトンへ期限付き移籍したが、負傷で離脱した時期もあり、プレミアリーグの出場は19試合で2得点という結果に終わった。
今シーズンは、7月中旬に右足を負傷してバルセロナに残留。再び10番を背負うことになった。本来のポテンシャルを考えると、ファティは一つのオプションとしてバルセロナの戦力になり得るが、この年俸を考えると、オプションではなく、不動のレギュラーであってほしいところだろう。21歳で伸びしろに期待はあるものの、同時に負傷への不安も付きまとう選手だ。