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ヴィニシウス・ジュニオール、レアル・マドリードでは輝かしい功績を残しているが…
ブラジル代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26南米予選の第8節でパラグアイ代表と対戦し、0-1の敗戦を喫した。この試合でフル出場を果たした24歳のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは批判にさらされている。かつてのリオネル・メッシの境遇に似ているとスペイン紙『ムンドデポルティーボ』が報じた。
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レアル・マドリードに所属するヴィニシウスは昨季公式戦39試合に出場し24得点11アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝のボルシア・ドルトムント戦でゴールを決めるなど、チームの通算15回目の優勝に貢献した。スーペルコパ・デ・エスパーニャではバルセロナを相手にハットトリックを達成し、ここでもタイトル獲得に貢献。そして、ラ・リーガ優勝も成し遂げている。
しかし、レアルで輝かしい功績を残す一方で、ブラジル代表では苦戦中だ。2019年9月のペルー戦で代表デビューを飾って以降、通算35試合で5得点5アシストを記録している。南米予選では未だ無得点であり、負傷で長期離脱したネイマールが抜けた穴を埋めきれていない。同紙はタイトルに「ヴィニシウスはブラジルで、メッシがアルゼンチンで経験したのと同じ苦戦に直面している」とつけ、「彼は、自身初のバロンドール獲得まであと1ヶ月と迫っている。残念ながら、彼はカナリアのユニフォームを着て活躍できていない。ブラジルのスポーツメディアは彼を批判し、ドリブルにインパクトがなく、ボールを見失い、ゴールネットを揺らすのに苦労していると主張している。ファンは首をかしげ、レアルで見られるような一瞬で試合をひっくり返す素晴らしいヴィニシウスと、代表チームでパッとしない姿との間に、なぜこれほど大きな違いがあるのかと不思議に思っている」と指摘した。
そして、メッシと比較し「この状況は、何年もメッシが直面してきた状況と似ているため、少し見覚えがある。アルゼンチン代表のマスコミやファンは、カンプ・ノウを輝かせ、バロンドールを何度も獲得した輝かしいメッシが、アルゼンチン代表のユニフォームを着ると別人のように見えると指摘し、しばしば彼を厳しく批判した。しかし、時間が経過するとともに勝利を手にしている。特にコパ・アメリカとワールドカップでの優勝により、最終的に母国でのメッシに対する不当な批判はすべて沈黙した」と報じている。
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