浦和レッズ
直近10シーズンの途中監督交代数:4回
2024シーズンの途中に監督交代があった浦和レッズは、2015〜2024シーズンにおいてシーズン途中の監督交代が4回あった。
2014シーズンの浦和といえば、2012シーズンに始まったミハイロ・ペトロヴィッチの長期政権の真っ只中で、2016シーズンにはJ1で最多勝ち点を獲得した。ただ、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップの決勝で鹿島アントラーズに敗れて、優勝は逃している。
監督交代が続いたのは、その後の2017シーズンからだ。チームの不振が影響して7月にペトロヴィッチが退任して堀孝史が後任になった。その堀体制で2018シーズンは序盤に不調に陥ると、大槻毅が暫定監督を務め、4月中旬からはオズワルド・オリヴェイラが正式に監督に就任した。オリヴェイラ体制で立て直して天皇杯優勝を果たしたが、2019シーズンは出遅れてしまい、5月に契約解除となって再び大槻にバトンタッチ。3年連続のシーズン途中監督交代となった。
近年監督交代が多い浦和だが、その後はシーズンが変わるタイミングで指揮官をかえており、大槻のあとは、リカルド・ロドリゲス、マチェイ・スコルジャ、そして今シーズンのペア=マティアス・ヘグモと、比較的短い期間で監督がかわっている。
Jリーグでタイトルを手にした時期には、ギド・ブッフバルトやペトロヴィッチといった長期政権を築いた監督が指揮を執っていた浦和。2022年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝したスコルジャのもとで、浦和は再び黄金期を迎えることができるだろうか。
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