6位:中村敬斗(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年7月28日
推定年俸:90万ユーロ(約1.4億円)
24/25リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト
日本代表でも活躍する24歳の中村敬斗が、推定年俸90万ユーロ(約1.4億円)で年俸ランキングの6位にランクインした。
2023年8月に完全移籍加入を果たしてから、スタッド・ランスにおける中村の存在感は増す一方だ。オーストリアの強豪・LASKリンツでも絶対的な主力として活躍していたが、フランスの地で中村はさらに一段階レベルアップ。ドリブル突破はさらに切れ味が鋭くなり、伊東純也と共に形成する両翼はチームの大きな武器となっている。
移籍決定当時にフランス紙『レキップ』が報じたところによると、スタッド・ランスから移籍金として1000万ユーロ(約16億円)がLASKリンツに支払われたという。加入初年度の躍動ぶりを見れば“お買い得”だったと言える金額だろう。
だが、中村は飽くなき向上心を隠そうとしない。昨シーズン終盤の今年4月には、フランス紙『リュニオン』の取材で「正直言って、自分の成績にあまり満足していない」と語り、自らにさらなるバージョンアップを課した。スタッド・ランスのルカ・エルスネル監督も今年8月のフランス紙『レキップ』の取材で「ケイトは優れた技術を持っているが、次のレベルに引き上げる必要があるね」と、期待しているからこその厳しい要求を突き付けている。
このまま進化スピードを加速させていけば、中村の年俸が100万ユーロ(約1.6億円)の大台に乗るのもそう遠い未来の話ではない。