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冨安健洋、インテルに移籍する可能性が浮上
アーセナルに所属する25歳の日本代表DF冨安健洋は実力が高く評価されているものの、度重なる負傷でアーセナルでの将来性が疑問視されている。そんな中、2023/24シーズンのセリエAでリーグ優勝を果たしたインテルが同選手の獲得を検討していると、英メディア『アーセナル・インサイダー』が報じた。
冨安は昨季公式戦30試合に出場し2得点3アシストを記録。主に左サイドバックのポジションでプレーし、シーズン終盤には4試合連続でフル出場を果たしていた。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコなどと激しいポジション争いを行い、主力の座を掴みつつあったが、今季はプレーシーズン中の怪我で出遅れている。その間に負傷離脱していたオランダ代表DFユリエン・ティンバーが復帰し、よりポジション争いが激しくなった。
同メディアによると、インテルはDFヤン・アウレル・ビセックのパフォーマンスに満足しておらず、同選手の売却に成功すれば冨安の獲得に乗り出す可能性があるという。怪我が多い冨安について、同メディアは「本当にアーセナルでの将来があるのか疑問に思う」と不安視。とはいえ、実力は認めており「冨安が健康であれば、アーセナルにとって彼の価値は計り知れない。この日本人ディフェンダーはバックラインのあらゆるポジションでプレーでき、本当に必要なら中盤のMFとしてもプレーできそうだ。これほど多才な選手は世界でもほとんどいない」と評価している。
続けて「調子が良い日には、冨安は間違いなくワールドクラスだが、元ボローニャの選手である彼は、怪我の問題で非常に頼りない選手となっている。そのため、どんなに困難であろうとも、アーセナルは次の2回の移籍市場のうちの1回で冨安を放出するという難しい決断を下さなければならないかもしれない。しかし、我々はアーセナルが移籍金1250万ポンドよりも大幅に高い金額を要求すべきだと考えている」との見解を示した。
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