3位:マーカス・ラッシュフォード(イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年10月31日
推定年俸:1832万ユーロ(約29億3120万円)
昨季リーグ戦成績:33試合7ゴール3アシスト
マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身のマーカス・ラッシュフォードが年俸ランキング3位に入った。この生え抜きエースの推定年俸は1832万ユーロ(約29億3120万円)となっている。
15/16シーズンの冬にトップチームの試合に初出場し、リーグ後半戦だけで5ゴール2アシストという鮮烈なデビューでファンの心を鷲掴みにしたラッシュフォードは、18/19シーズンから3シーズン連続でリーグ戦2桁ゴールを記録するなど、ユナイテッドの中心選手となるまでに成長した。22/23シーズンはワールドカップによる中断期間後から爆発し、驚異のリーグ戦10試合10ゴールをマーク。見事611万ユーロ(約9億7700万円)の昇給を勝ち取った。
しかし、昨季のラッシュフォードは本調子とは言い難い出来だった。リーグ戦33試合7ゴールと自慢の右足は鳴りを潜め、守備強度の低さが取り沙汰される試合が続いた。アレハンドロ・ガルナチョやラスムス・ホイルンドの台頭もあり、背番号10のチーム内での地位は以前より下がってきている。
ユナイテッドは今夏もボローニャからヨシュア・ザークツィーを獲得し前線を補強した。その中で存在感を見せたいラッシュフォードだったが、開幕3試合の得点関与はゼロ。1勝2敗とスタートダッシュに失敗したチームの中で、彼自身も長い不調のトンネルに迷い込んでいる。