ウィングバック
【写真:Getty Images】
伊東純也(背番号14)
中国代表戦:HT IN
評価:A
出れば結果を残す。もはやその次元にいると言っても過言ではない。後半頭から出場すると、47分にさっそく上田綺世のゴールをアシスト。その後も自慢のスピードを武器にサイドを突破するだけでなく、精度の高いクロスでバーレーン守備陣を脅かし続けた。前半、右WBで先発した堂安律があまり効果的ではなく、右サイドはややインパクトに欠けていたが、その重い空気をあっという間に解決してしまったのは恐るべしだ。
三笘薫(背番号7)
中国代表戦:73分 OUT
評価:A
アジアでは一体誰が止められるというのか。中国代表戦に引き続き、世界に誇るドリブラーが躍動した。ゴールこそなかったものの、幾度となく相手の右サイドにダメージを与え続け、64分には完全に突破したところから守田英正のゴールをお膳立てし、結果を残した。また守備でも高い貢献度を誇っており、簡単に背後をやられることがなかった。バーレーンにとっては、取り扱い注意の凶器のような存在だったはずだ。
中村敬斗(背番号13)
バーレーン代表戦:73分 IN
評価:B
三笘薫に代わり73分から出場。試合が決まっている状況でも果敢にゴールを目指しており、限られた時間の中でドリブル成功数3回中2回を記録した(データサイト『Sofa Score』参照)。そうしたアクティブな姿勢が81分の結果につながったのは紛れもない事実で、思い切って打ったシュートは残念ながら相手GKにセーブされたが、こぼれ球が小川航基の得点となった。ライバルの存在は大きいが、十分なアピールだ。
堂安律(背番号10)
中国代表戦:HT OUT
評価:C
バーレーン代表戦で唯一存在感が薄かった。中国代表戦に引き続き右ウィングバックで先発するも、孤立してしまう場面が多く、伊東純也や三笘薫らとは異なり個での打開力も影を潜めていた。また、三笘からの絶品クロスを仕留めきれないなど、この日はやや空回り。後半、自身に代わって出場した伊東が躍動しただけに、厳しい結果になったと言わざるを得ない。
菅原由勢(背番号2)
前田大然(背番号11)
中山雄太(背番号22)
長友佑都(背番号-)
望月ヘンリー海輝(背番号-)
バーレーン代表戦:出場なし
評価:なし