ミッドフィルダー
【写真:Getty Images】
守田英正(背番号5)
バーレーン代表戦:82分 OUT
評価:A
2ゴール1アシストの上田綺世に並んでMVP級の活躍を披露した。ボールを保持した際の落ち着きやリズムの作り方は相変わらず非凡だったが、この日光ったのはオフ・ザ・ボールだろう。相手の隙を突いた前線への飛び出しのタイミング、ポジション取りはまさに天才的で、その流れから2ゴールを奪ってしまう離れ業をやってのけた。森保ジャパンの頭脳が機能していなければ、ここまでの大勝はなかったのかもしれない。
鎌田大地(背番号15)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:A
中国戦では出番が訪れなかったが、バーレーン戦では2シャドーの一角で先発。ボックス付近でアクションを繰り返すことで相手DF陣に的を絞らせず、良い状態でパスを受けては、繊細なパスで味方を活かすプレーで攻撃を活性化させていた。自らゴールは奪えなかったが、PK奪取含む3ゴールに関与したのは特筆すべきポイントだろう。スタメン起用に十分応えたと言えそうだ。
遠藤航(背番号6)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:B
史上最強メンバーをまとめるキャプテンはこの日も健在。やや試合への入り方が悪かった印象こそ受けたものの、時間が経つにつれパフォーマンスレベルを取り戻し、自らの役割をまっとうした。読みの鋭さと寄せの速さはこのレベルでは飛び抜けており、バーレーン代表の選手を簡単には自陣深くへ潜り込ませなかった。2試合連続のクリーンシートはDF陣だけでなく、この男の存在も一因だ。
久保建英(背番号20)
バーレーン代表戦:65分 IN
評価:B
65分から登場。ただでさえ疲れているバーレーンにとって、キレキレのレフティーは厄介だったはずだ。ピッチに立った直後からゴールを目指す意欲を前面に押し出し、81分には相手を引きつけたところで中村敬斗にパスを出してゴールに関与した。最大のハイライトは85分で、自陣でボールを受けると敵陣を切り裂くようなスルーパスを通し、チャンスを生み出した。まさに目を疑うようなクオリティーであり、改めて底知れぬ才能の持ち主であることが証明されている。
南野拓実(背番号8)
中国代表戦:65分 OUT
評価:B
2ゴールをマークした5日の中国代表戦ほどのインパクトはなかったが、ゴール前で果敢に動きを繰り返して、バーレーン守備陣を揺さぶっていた。味方の選手にスペースを与える意味でも、背番号8のそうした姿勢は決して悪くなかっただろう。欲を言えば、18分の決定機は沈めたかったところ。動き出しは完璧だったが、シュートはGK正面に飛んでしまった。
田中碧(背番号17)
旗手怜央(背番号-)
バーレーン代表戦:出場なし
評価:なし