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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング11〜20位。アジア最強メンバーの価値は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:中村敬斗

中村敬斗
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月28日
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
市場価値:900万ユーロ(約14億4000万円)

 ランキングトップ10に肉薄する市場価値を記録したのはFW中村敬斗だ。スタッド・ランスでプレーする24歳の市場価値は、これまで長く右肩上がりの推移を続けていた。昨年10月には自己最高額となる1200万ユーロ(約19億2000万円)を記録していたが、そこからは下降線をたどっており、現在は900万ユーロ(約14億4000万円)となっている。

 しかし、この市場価値ダウンは彼のパフォーマンスが原因では無いと考えられる。それまで約2年間に渡って急激な市場価値の上昇を見せていた中村は、10月のカナダ代表との試合で左足首を負傷してしまい、1か月ほどの戦線離脱を余儀なくされたのだ。そのことを考えると、この市場価値ダウンは決して悲観するようなものではないだろう。

 昨年3月に日本代表デビューを果たして以降、中村は結果を残し続けている。ここまで代表では10試合に出場して8ゴールを記録。中村は左ウイング(サイドハーフ)の1番手であるFW三笘薫が負傷離脱していた期間にゴールを量産し、一気にその存在感をアップさせた。

 三笘には緩急を活かしたドリブルでの縦突破という武器があるが、シュートの巧さやクロスの精度は中村に軍配が上がる。2人のサイドアタッカーはタイプが異なるため、システムや対戦相手によって上手く使い分けていくことが望ましいだろう。

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