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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング11〜20位。アジア最強メンバーの価値は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:伊東純也


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年3月9日
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
市場価値:800万ユーロ(約12億8000万円)

 日本代表の右サイドにはこの男が欠かせない。13位には約7か月ぶりの代表復帰を果たしたFW伊東純也がランクインした。

 日本が世界に誇るスピードスターは2020年7月にスタッド・ランスへ完全移籍。すぐに定位置を掴むと、一昨季はリーグ戦35試合に、昨季はリーグ戦31試合に出場した。在籍3年目となる今季も右ウイングのファーストチョイスとしてコンスタントに出場機会を得ており、先日行われた第3節レンヌ戦(2-1)ではゴールを決めてチームの勝利に貢献している。

 伊東の魅力は、ドリブルによる個での突破と、味方と連携したチャンスメイクの両方でゴールをこじ開けることができる点にあるだろう。例えるなら、左サイドの三笘薫、中村敬斗のいいとこ取りだ。スピードを生かしたドリブルでの突破に期待できるだけでなく、正確なクロスで決定機を作り出す。復帰戦となった中国代表戦で63分から途中出場を果たすと、限られたプレータイムの中で1ゴール2アシストの活躍を残している。

 絶大な存在感を発揮した31歳の市場価値は、800万ユーロ(約12億8000万円)だ。昨年12月まではキャリア最高額となる市場価値1000万ユーロ(約16億円)を維持していたが、今年6月の更新で久しぶりの下落を記録した。31歳という年齢が影響したかもしれないが、伊東の市場価値はまだまだ上がる可能性はある。衰えを感じさせないどころか、彼なしでは厳しい最終予選を突破することは難しいように思える。ロケットスタートに成功した伊東は、今後の最終予選でどんな活躍を見せてくれるだろうか。

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