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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング11〜20位。アジア最強メンバーの価値は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:上田綺世

上田綺世
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月28日
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
市場価値:800万ユーロ(約12億8000万円)

 14位に輝いたのはFW上田綺世だ。その最新の市場価値は800万ユーロ(約12億8000万円)となっている。

 現在26歳の上田は2022年夏に、鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘ(ベルギー)へとステップアップを果たした。22/23シーズンは公式戦42試合に出場。初めての海外挑戦ながら23ゴール2アシストという素晴らしいパフォーマンスを見せ、シーズン終了後にはオランダの名門フェイエノールトに引き抜かれている。

 オランダ移籍後も順調に市場価値を上昇させていた上田だったが、昨年12月に記録した900万ユーロ(約14億4000万円)が今のところのピークとなっている。評価額が伸び悩んだ要因には所属クラブでの序列が影響しているのだろう。

 フェイエノールトでは、上田が本職とするセンターフォーワードのポジションにサンティアゴ・ヒメネスという強力なライバルが存在する。23歳のメキシコ代表FWは、昨季リーグ戦30試合で23ゴールという強烈なインパクトを残した。対する上田はリーグ戦の先発出場がわずか5試合にとどまり、ゴール数は5。ヒメネスの牙城を崩せず、十分な出場機会を得られていない。

 そのヒメネスに対しては、今夏の移籍市場でトッテナムやノッティンガム・フォレストなどイングランドのクラブが関心を示していると複数のメディアが報じていたが、結局移籍は実現せず。このため、今季も上田はヒメネスの控えという状況である。ライバルはすでにリーグ戦3試合で2ゴール1アシストの活躍を見せており、上田にとって苦しい状況はまだまだ続きそうだ。

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