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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング11〜20位。アジア最強メンバーの価値は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:前田大然

前田大然
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
市場価値:700万ユーロ(約11億2000万円)

 15位にはFW前田大然がランクインした。前田の市場価値は今回招集されたメンバーの中では中位の15位となったが、1つ下の16位の選手との間には300万ユーロ(約4億8000万円)の開きがある。この点からも彼がマーケットで高く評価されていることが分かるだろう。

 前田は、2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックへステップアップ。1年目からリーグ戦16試合で6ゴール5アシストと高い適応力を見せると、加入後初めてフルシーズンを戦うこととなった一昨季はリーグ戦35試合に出場して8ゴール5アシストを記録した。

 昨季はセルティックの指揮官が、Jリーグへの理解も深いアンジェ・ポステコグルーからブレンダン・ロジャーズに交代。監督交代のあおりを受けて出場機会を減らす選手は少なくないが、前田はロジャース監督からも絶大な信頼を獲得し、リーグ戦28試合に出場している。

 これは前田が明確な武器を持っていることも大きいだろう。

 なぜなら、ロジャース監督が「彼の大きな強みは、走力とアスリート能力、そしてプレス能力だ」(現地メディア『footballscotland』)と話すように、彼のスプリントは対戦相手にとって大きな脅威となるからだ。前田の走力は攻撃面で活かされるのはもちろんのこと、前線からの守備においても生かされる。前田の前で一瞬でも隙を作ってしまえば、爆発的なスピードで一気に距離を詰められボールを奪われてしまうだろう。トランジションの速さはチーム随一であり、攻守で高い献身性を見せる同選手を重宝しないわけが無いのだ。

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