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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング11〜20位。アジア最強メンバーの価値は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:浅野拓磨

浅野拓磨
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年11月10日
所属クラブ:マジョルカ(スペイン)
市場価値:400万ユーロ(約6億4000万円)

 今夏スペインに渡ったFW浅野拓磨(400万ユーロ/約6億4000万円)が市場価値ランキング16位となった。その市場価値は上昇と下落を繰り返しているものの、29歳となった現在まで高い水準を維持している。

 浅野は今夏、慣れ親しんだドイツを離れてマジョルカへと移籍した。新天地でも前所属ボーフム時代と同じく背番号11を身に付け、レギュラーの座を獲得している。マジョルカではまだゴールは生まれていないが、クロスバー直撃のシュートなど早くも得点のにおいを感じさせている。スペイン初ゴールは時間の問題だろう。

 浅野といえば、やはりスピードと大一番で見せる決定力が魅力的だ。多少アバウトなロングボールでも抜群の走力で追いつくことが可能で、相手を振り切ってゴールに迫ることができる。その強みが良く表れたのが2022年にカタールで開催されたのFIFAワールドカップ(W杯)のドイツ代表戦だ。DF板倉滉のロングボールに反応して相手最終ラインの背後に抜け出した浅野は、そのスピードを保ったまま名手マヌエル・ノイアーが守るドイツのゴールネットを揺らして見せた。

 厳しい戦いが予想される最終予選では、浅野のスピードや「ここぞ」という場面での決定力が勝利をもたらすかもしれない。最近では自身が潰れ役になりながら周りを活かすプレーも見られ、フォワードとしての総合力が増しているように見受けられる。決定機逸脱などで批判を受けることも少なくないが、経験豊富なアタッカーは日本代表に欠かせないピースだろう。

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