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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング11〜20位。アジア最強メンバーの価値は?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:田中碧

田中碧
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:リーズ(イングランド)
市場価値:400万ユーロ(約6億4000万円)

 17位にはMF田中碧がランクインした。その市場価値は400万ユーロ(約6億400万ユーロ)である。

 現在25歳の田中は近年、移籍マーケットが開くたびにその去就が注目されてきた選手の1人だ。毎回移籍の噂があがるものの、なかなか大きな動きは無い。デュッセルドルフとの契約が残り1年となった状況で迎えた今夏の移籍市場も、これまでと同じく「残留」と思われた。

 しかし、今夏は違った。移籍市場の閉幕まで残り数時間となったタイミングでイングランド2部リーズへの移籍が発表された。その移籍金は、400万ユーロ(約6億400万ユーロ)とされている。実績十分なミッドフィルダーを市場価値と同じ価格で獲得できたという点で、この移籍はリーズにとって「お買い得」だったはずだ。

 『The Athletic』のナンシー・フロストン記者によると、田中はかねてからリーズのターゲットであったようで、同記者は「冷静で、献身的で、スーパースターになる可能性を秘めた」選手であると評している。まだ同クラブではチャンピオンシップ第4節ハルシティ戦(2-0)で10分程度プレーしただけという状況であり、本格的な稼働は代表ウィーク明けが濃厚だ。そのためチームとの相性は未知数だが、リーズの悲願であるプレミアリーグ昇格に田中がどんな役割を果たしていくのか楽しみでならない。

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