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次のターゲットはウォートン?
日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは、今冬の移籍市場で、クリスタル・パレスの20歳、MFアダム・ウォートンの獲得に乗り出す可能性があるようだ。2023年夏以降、中盤の大型補強には失敗し続けているが、果たしてMF鎌田大地の同僚を手に入れられるのか。リバプール専門サイト『Anfield Central』が現地時間9日にその展望を伝えた。
今夏の移籍市場では、レアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディの獲得に近づいたものの、交渉の末、物別れに終わってしまったリバプール。それでも22歳のMFライアン・フラーフェンベルフの台頭により、中盤補強の不要論までもが主張され始めているが、イギリスメディア『Football Insider』が7日に報じたところによると、クラブはウォートンを1月に獲得する意向があるようだ。
リバプールは2023年夏、長年に渡って主力を務めていたMFファビーニョをサウジアラビアのアル・イテハドに放出。後釜には、ブライトンで躍動するMFモイセス・カイセドを第一ターゲットに据え、巨額の移籍金を投下したものの、チェルシーとの争奪戦に敗れてしまった。第二ターゲットのMFロメオ・ラビアにも振られたクラブは、シュトゥットガルトで評価を確立させていたが、31歳になるベテランの遠藤と、バイエルンで燻っていたフラーフェンベルフを急遽獲得したのであった。
22歳のカイセド、20歳のラビア、25歳のスビメンディと、若き名手の獲得に相次いで失敗してきたが、『Anfield Central』は、「昨夏、カイセド獲得に向け1億1100万ポンド(約210億円)のオファーを提示したことからもわかるように、リバプールは主力候補の獲得に大金を投じることに余念がない。長期的な中盤の解決策の必要性が依然として切迫している今こそ、クラブは新たな巨額投資の用意があるのかもしれない。若さ、プレミアリーグでの経験、そして多才さから、ウォートンはファビーニョの穴を埋める魅力的な選択肢となるのだ」と、中盤の補強を熱望していることを力強く語っている。
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