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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:上田綺世(フェイエノールト/オランダ)

上田綺世
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月28日
市場価値:800万ユーロ(約12.8億円)
23/24リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:27試合12得点1アシスト

 昨夏に続いてフェイエノールトのエースであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが残留したことで、上田綺世の所属クラブでの出場機会は限定的となっている。それでも現在の日本代表では上田がエース格であり、引き続き代表ではワントップのレギュラーを任されている。

 上田の魅力は4ゴールを決めたAFCアジアカップ2023でも証明した「攻撃」での貢献度の高さだ。パンチ力のあるシュートに身体能力の高さを活かした打点の高いヘッドとフィニッシュワークも豊富。世界のトップレベルと比較をすると劣るが、身体を張ったポストプレーにも定評がある。「攻撃」と「フィジカル」の2つの能力値は「80」以上を叩き出した。

 一方で「スキル」は「67.4」とやや低い数値に留まった。身体を張ったポストプレーこそ得意だが、縦パスを足下でコントロールできないシーンもあり、ボールを受けてからの周りとの連係やパスワークには伸びしろを残している。上田自身も成長しているが小川航基や細谷真大も結果を出しており、日本代表のワントップのポジションも安泰ではないだろう。

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