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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)

田中碧
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日
市場価値:400万ユーロ(約6.4億円)
23/24リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:28試合8得点1アシスト

 今夏に田中碧は3年間在籍したフォルトゥナ・デュッセルドルフを離れて、チャンピオンシップからプレミアリーグ所属を目指すリーズ・ユナイテッドへと移籍した。移籍市場終了間際に移籍が決まったため新天地でトレーニングを積む機会はほとんどなかったが、9月の代表ウィークでも日本代表に招集されている。

 田中は川崎フロンターレで主力を務めていた経験もあり、「スキル」や「IQ」などの基本的な技術や戦術理解力が高い。中盤であれば、あらゆる役割を任せることができる上に近年は得点関与の部分でも結果を残しており、「攻撃」の能力値も伸びている。

 しかし、直近で日本代表が使っている[3-4-2-1]のシステムへの変更は、田中にとってポジション争いで遅れを取る原因となるかもしれない。[4-3-3]と比較をすると、中盤の枚数が減るだけでなく、ダブルボランチにはフィルターとしての「守備」や「フィジカル」が求められる。

 田中はこの2つの能力値がレギュラーの遠藤航と守田英正と比較をすると劣っている。その中でのリーズ移籍は大きなチャンスとなるだろう。チャンピオンシップは世界トップクラスの「フィジカル」が求められるリーグであり、この課題を伸ばすキッカケになるかもしれない。

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