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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)


【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月28日
市場価値:900万ユーロ(約14.4億円)
23/24リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:10試合8得点1アシスト

 中村敬斗は日本代表の歴史に残るペースで得点を重ねている。5日に行われた中国代表戦こそ出番が訪れなかったが、それまでに出場した10試合で8ゴールを記録。それでいて難易度の高いミドルシュートなどゴラッソが多く、優秀なフィニッシャーとして才能を見せつけている。

 こうした経緯から「攻撃」の能力値は「83.3」と、日本代表でもトップクラスの数値を叩き出した。シュートの上手さはタレント揃いの現代表でも随一だろう。同じポジションのライバルであり、ドリブル突破を得意とする三笘薫とは異なる武器を持っており、出場した多くの試合で自らの持ち味を発揮することができている。

 それでも絶対的なレギュラーに定着できていないのは、三笘をはじめとするライバルがあまりに強力すぎるからだろう。仮に三笘を先発起用してリードした展開で後半を迎えれば、指揮官は中村よりも守備で計算しやすい前田大然を優先的に起用する。この間に割って入るためには「攻撃」以外の能力も伸ばすことが必須で、改善傾向にはあるが「守備」や「フィジカル」の部分でもアピールする必要があるだろう。

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