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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー)

谷口彰悟
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月15日
市場価値:150万ユーロ(約2.4億円)
23/24リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:29試合1得点1アシスト

 谷口彰悟は今回の日本代表メンバーで長友佑都に次ぐ33歳とベテランの域に入っている。そんな中でも今夏に初の欧州移籍という新たなチャレンジを挑み、シント=トロイデンと契約。チームは開幕6試合で未勝利と苦しいスタートになったが、5試合に出場するなど新天地で試合に絡んでいる。

 谷口の能力値で最高の数値を叩き出したのが「守備」である。同じポジションのライバルである冨安健洋らと比較をすると相手選手を完璧にシャットアウトする派手さはないが、経験に基づく読みを武器に相手の攻撃の芽を摘む。特にカバーリングには定評があり、直近の日本代表が活用している3バックの中央では周りの選手を上手くフォローして安定感をもたらしている。

 空中戦にも強いため「フィジカル」も「80.2」と高い数値を叩きだしたが、スピード不足は気になるところだ。致命的に足が遅いわけではないが、冨安や板倉滉らと比較をすると劣る部分があるため、対強豪との試合では計算しにくいかもしれない。AFCアジアカップ2023でも全体的な能力不足が露呈した試合もあり、次のワールドカップ(W杯)に向けて生き残りを図るためにはリーダーシップなど精神的な部分で引っ張る能力も求められる。

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