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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは…

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:前田大然(セルティック/スコットランド)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月20日
市場価値:700万ユーロ(約11.2億円)
23/24リーグ戦成績:3試合1得点2アシスト
日本代表通算成績:19試合4得点0アシスト

 前田大然のスピードは攻守において相手の脅威となっている。裏抜けから一気にゴールへと迫るだけでなく、ボール被保持の局面でもスプリントを繰り返して最前線から積極的にプレスを仕掛ける。中央、サイドとプレーエリアも広く、スタメンでもサブでも活躍が期待できることもあって日本代表に定着した。

 前田の能力値で最高値を叩き出したのは「フィジカル」だ。先述した通り、スピードと運動量を兼ね備えているアタッカーで、チームの運動量が苦しくなる時間帯でも二度追い、三度追いの守備ができる。こうした献身性も前田の持ち味であり、「守備」も「60.3」と他のFWと比較すると高い数値となった。

 一方で「スキル」と「攻撃」はやや物足りない印象だ。前田と同じように日本代表でウイングとして起用されている三笘薫や伊東純也、中村敬斗と比較をすると得点直結のプレーや打開力に課題を残しており、ドリブルで相手を剥がしてからのチャンスメイクも少ない。それでも、所属するセルティックではリーグ戦開幕3試合で1得点2アシストと、彼の課題でもある得点関与の部分で結果を残すことに成功。まだ成長の余地は十分にあるだろう。

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