18位:浅野拓磨(マジョルカ/スペイン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年11月10日
市場価値:400万ユーロ(約6.4億円)
24/25リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:52試合9得点4アシスト
浅野拓磨は今夏に慣れ親しんだドイツを離れてラ・リーガのマジョルカへと移籍した。新天地でもレギュラーの座を掴んでおり、ゴールこそ決めていないが好調ぶりを伺えるパフォーマンスを披露。中国代表戦とバーレーン代表戦に向けての日本代表にも招集された。
浅野の最大の武器はJリーグ時代から代名詞となっているスピードだ。味方選手からのロングボールに抜け出すことを得意としており、2022年のカタールワールドカップ(W杯)でドイツ代表相手に決めたゴールがその代表例だろう。トップスピードに到達するのが早く、相手DFが追いつく前にフィニシュへと持ち込む。こうした「フィジカル」はラ・リーガの舞台でも猛威を振るっている。
今回の能力値ランキングでは18位と低めな順位となった理由は、FWながら得点関与の少なさに課題を残しているからだ。パルチザン・ベオグラード時代は1シーズンで18ゴール決めたこともあったが、ブンデスリーガでは109試合で13得点に留まった。そのため「攻撃」はFWの中ではやや低めな「76.3」に留まった。「IQ」も「65.8」と低い数値となっており、狭いスペースでの周りの選手との連係にも課題を残している。