CB:板倉滉
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月27日(27歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:2試合0得点
日本代表通算成績:30試合1得点
中国戦に引き続き、日本はバーレーンとの一戦においても3バックで臨むと見られる。オーストラリア代表との試合を見る限りでは、恐らく今回のゲームでも日本の最終ラインがボールを持てるシーンが多くなるだろう。つまり、配球力に長けた選手が必要だ。
中国戦で右のCBに入った板倉滉は、データサイト『FotMob』によるとパス成功率96%を誇り、ビルドアップに貢献したことが分かる。バーレーン戦では伊東純也が先発として右サイドに配置される可能性があり、板倉はウインガーがより良い形でドリブルを仕掛けやすいようにサポートする必要がある。
『FotMob』が示すデータによれば、板倉は中国戦でアタッキングサードへ何度もパスを供給している。バーレーン戦で求められる後方からの支援も問題ないだろう。
CB:谷口彰悟
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月15日(33歳)
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:5試合0得点
日本代表通算成績:29試合1得点
中国戦で3バックの真ん中に起用された谷口彰悟は、ベテランらしく熟練の技術と落ち着きを見せた。データサイト『FotMob』によれば、谷口はチーム内トップタイのタッチ数を記録し、その上でパス成功率97%をたたき出している。
中国の前線がほとんど日本の3バックにプレッシャーをかけてこなかったことも大きな要因だが、90分のうちに129本中125本のパスを成功させたのは特筆すべきだろう。
今回のバーレーン戦も十中八九、日本がボールを保持する時間帯が長くなるだろうが、そのときにもこのベテランの存在は心強い。冷静さを求められるとき、谷口はキャプテンの遠藤航と連係しながらチームに落ち着きをもたらしてくれるはずだ。
CB:町田浩樹
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年8月25日(27歳)
所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:6試合0得点
日本代表通算成績:11試合0得点
中国戦では空中戦でめっぽう強さを見せた町田浩樹。『Sofascore』のデータによると、町田は先の試合でエアバトルに6回中5回勝利しており、これはチーム内トップの成績だ。日本が守備に回ることが稀だったとはいえ、このスタッツは最終ラインの選手として重要である。
加えて、町田は何度か効果的な攻撃参加を見せており、その影響は相手ゴール前にも及んでいる。前線の選手とタイミングが合わないシーンも見受けられたが、その意思疎通が明確になれば日本にとってさらなるアドバンテージになるだろう。
中国戦に続いて左ウイングバックに入ると見られる三笘薫とはこの試合でも縦関係を結ぶと考えられるが、ドリブラーをいかにして活かすかにも注目が集まる。