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【写真：Getty Images】

中国代表が方針転換か？

　サッカー中国代表は5日、FIFAワールドカップ（W杯）26・アジア最終予選（3次予選）でサッカー日本代表と対戦し、0-7の大敗を喫した。この結果を受けて、中国代表は新たに帰化選手を増やすことで戦力アップを狙っているようだ。中国メディア『捜狐』が現地時間8日に報じている。

　
　記事では、「日本チームに負けた後、多くのファンは中国サッカーは終わったと信じていた」と前置きした上で、「実際はそうではなかった。中国チームは痛みから学び、立ち直るために動き出している。これは非常に重要なことだ」と、衝撃的な敗戦から中国代表がW杯本戦出場に向けて動き出していることを伝えている。

　同メディアは、「実際、日本代表との試合で、中国代表でより正常なパフォーマンスを示したのは地元出身の選手たちではなく、アランやフェルナンジーニョなどの選手たちだった。短期間で中国チームのパフォーマンスを向上させたい場合は帰化も近道だ。惨敗を喫した後、帰化政策が再び議題に上げられ、今後の課題となっている」と、新たに帰化選手を迎える可能性が高まっていることを指摘。

　さらに、「長春亜泰に所属するブラジル出身のセルジーニョは帰化の最優先事項になっている」と述べた上で、「コンゴ出身のオスカル・マリトゥは中国チームでプレーするという強い決意を表明した。彼はサッカー協会による帰化の重要なターゲットである」と、複数の選手が今後新たな帰化選手として代表チームに加わる可能性があることを伝えていた。　

　そして、「この観点から見ると、おそらく中国にとって、日本に対する悲惨な敗北は幸運となる」と前置きし、「オスカルとセルジーニョがいる限り、少なくとも中国チームは攻撃面での質的向上を得ることができるだろう」と、日本代表に敗北したことをきっかけに帰化選手が加わることで戦力はアップする可能性を報じている。

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