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カネを使いまくったのは? 欧州、夏の移籍金総支出ランキング11〜20位。アーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

12位:バイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ/ドイツ)

バイエルン・ミュンヘンのミカエル・オリーズ
【写真:Getty Images】

総支出額:1億4200万ユーロ(約227.2億円)
移籍金最高額:ミカエル・オリーズ(5300万ユーロ/約84.8億円)

 バイエルン・ミュンヘンは、今夏の移籍市場で選手の獲得に1億4200万ユーロ(約227.2億円)を投じた。これはドイツのクラブとして最高額だ。2023/24シーズンのブンデスリーガを3位で終え、12年ぶりの無冠の悔しさを味わったバイエルンは、すでに選手層が厚く、少数精鋭の補強となった。

 最高額はクリスタル・パレスから獲得したミカエル・オリーズで、5300万ユーロ(約84.8億円)を投じている。バイエルンはすでに優秀なウイングをそろえているが、ケガによる離脱が少なくない。そこに伸びしろのある22歳の若手が加わったことはプラスだろう。

 また、フラムからは5100万ユーロ(約81.6億円)の移籍金でポルトガル代表のジョアン・パリーニャが加入し、この2人だけで支出は1億ユーロを超えた。

 そのほかでは、守備補強にサッカー日本代表の伊藤洋輝を獲得。こちらはシュトゥットガルトに2350万ユーロ(約37.6億円)を支払っている。バイエルンは今夏、マタイス・デ・リフトを4500万ユーロ(約72億円)でマンチェスター・ユナイテッドに放出し、最終ラインの人員整理を行った。

 ブンデスリーガの支出額2位は、ボルシア・ドルトムントの8000万ユーロ(約128億円)で、バイエルンはダントツとなっている。タイトル奪還に向けて、言い訳が許されない陣容をそろえた。

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