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フォーカス 2か月前

カネを使いまくったのは? 欧州、夏の移籍金総支出ランキング11〜20位。アーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:イプスウィッチ(プレミアリーグ/イングランド)

イプスウィッチのオマリ・ハッチンソン
【写真:Getty Images】

総支出額:1億2649万ユーロ(約202.3億円)
移籍金最高額:オマリ・ハッチンソン(2350万ユーロ/約37.6億円)

 イングランド2部チャンピオンシップから1部プレミアリーグに昇格したイプスウィッチは、この夏の選手補強で1億2649万ユーロ(約202.3億円)を支出した。

 最高額は、昨年夏にチェルシーから期限付き移籍で加入したFWオマリ・ハッチンソンの完全移籍に掛かった2350万ユーロ(約37.6億円)だ。まだ20歳の若手だが、昨シーズンのリーグ戦では10得点6アシストの活躍を見せており、今後さらに価値が高まる可能性がある。

 そのほかの補強では、2部チャンピオンシップで活躍した選手の獲得が目立つ。昨シーズン、ハル・シティでリーグ戦8得点2アシストを記録したFWリアム・デラップを保有元のマンチェスター・シティから1758万ユーロ(約28.1億円)で獲得した。さらに、DFジェイコブ・グリーブス(2150万ユーロ/約34.4億円)、FWジャック・クラーク(1770万ユーロ/約28.3億円)、DFダラ・オシェイ(1420万ユーロ/約22.7億円)もチャンピオンシップのクラブからの個人昇格だ。

 また、期限付き移籍であるためこのランキングには反映されないが、マンチェスター・シティからMFカルヴァン・フィリップスを獲得しており、プレミアリーグでの経験値もチームに加えた。

 プレミアリーグ昇格に当たって、昨シーズンのベースを維持しつつチームを強化した印象のイプスウィッチだが、最大の補強は、キーラン・マッケナ監督の続投という声もある。38歳の若手指揮官は、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが注目したとも報じられていたが、5月末に契約を更新して続投が決定した。

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