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カネを使いまくったのは? 欧州、夏の移籍金総支出ランキング11〜20位。アーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

15位:アーセナル(プレミアリーグ/イングランド)

アーセナルのリッカルド・カラフィオーリ
【写真:Getty Images】

総支出額:1億890万ユーロ(約187.4億円)
移籍金最高額:リッカルド・カラフィオーリ(4500万ユーロ/約72億円)

 2023/24シーズンのプレミアリーグで惜しくも2位に終わったアーセナルは、今夏の総支出額が1億890万ユーロ(約187.4億円)となっている。これはヨーロッパで15位、プレミアリーグで9位の金額だ。

 最高額を投じたのは最終ラインの強化で、昨シーズンのセリエAで活躍したDFリッカルド・カラフィオーリをボローニャから4500万ユーロ(約72億円)で獲得した。そのほか、スペイン代表でユーロ2024(欧州選手権)を制したMFミケル・メリーノをレアル・ソシエダから3200万ユーロ(約51.2億円)で獲得。ブレントフォードからレンタルで加入していたGKダビド・ラヤの完全移籍に3190万ユーロ(約51億円)を支払い、この3人で1億890万ユーロとなった。

 そのほかでは、GKアーロン・ラムズデールを放出した影響で、ボーンマスからGKネトを獲得し、移籍期限ぎりぎりにはチェルシーからFWラヒーム・スターリングを獲得したが、どちらも期限付き移籍での加入のため、今夏の支出額には関係がない。

 プレミアリーグで2シーズン連続で2位のアーセナルは、2003/04シーズン以来となるリーグ制覇を目指している。少数精鋭の補強が成功かどうかの判断は現時点では難しい。ここまでカラフィオーリがリーグ戦で2度途中出場した程度だ。スターリングは加入したばかりで判断はこれから、メリーノは負傷離脱中で復帰は10月頃になる予定だ。

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