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カネを使いまくったのは? 欧州、夏の移籍金総支出ランキング11〜20位。アーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:ノッティンガム・フォレスト(プレミアリーグ/イングランド)

ノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソン
【写真:Getty Images】

総支出額:1億750万ユーロ(約172億円)
移籍金最高額:エリオット・アンダーソン(4120万ユーロ/約65.9億円)

 2023/24シーズンのプレミアリーグで17位となり、2部降格を免れたノッティンガム・フォレストは、今夏の移籍市場で1億750万ユーロ(約172億円)を支出した。最高額で獲得したのはMFエリオット・アンダーソンで、ニューカッスルに4120万ユーロ(約65.9億円)を支払っている。

 アンダーソンは昨シーズンのプレミアリーグで21試合に出場し、2アシストを記録した。セントラルMFが本職だが、複数のポジションをこなせることが魅力のひとつで、ノッティンガム・フォレストではここまで全試合に出場し、主にボランチとしてプレーしている。第3節のウォルバーハンプトン戦ではアシストを記録し、いまのところは選手にとってもクラブにとっても良い移籍になっている様子だ。

 そのほかの補強は、全て1500万ユーロ(約24億円)以下の移籍金だ。フィオレンティーナから加入したDFニコラ・ミレンコビッチは『transfermarkt』の市場価値がアンダーソンと同じ1500万ユーロだが、1430万ユーロ(約22.8億円)で加入している。

 さらに、アルゼンチンのタジェレスから獲得したFWラモン・ソサが1200万ユーロ(約19.2億円)、ポルトガルのベンフィカから獲得したDFモラトが1100万ユーロ(約17.6億円)と、20代前半の才能豊かな選手を迎えた。

 ノッティンガム・フォレストは、この夏に大物FWの獲得に動いていた。エディ・エンケティアの獲得がアーセナルとの間で進んでいたとされているが、最終的にはクリスタル・パレスに移籍しており、前線補強が実現していれば、支出額はもう少し増えていたはずだ。

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