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フォーカス 2か月前

カネを使いまくったのは? 欧州、夏の移籍金総支出ランキング11〜20位。アーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

17位:ボーンマス(プレミアリーグ/イングランド)

ボーンマスのエヴァニウソン
【写真:Getty Images】

総支出額:1億437万ユーロ(約166.9億円)
移籍金最高額:エヴァニウソン(3700万ユーロ/約59.2億円)

 イングランド・プレミアリーグのボーンマスは、この夏の移籍市場で1億437万ユーロ(約166.9億円)を支出した。

 ボーンマスは、チームの主力で2023/24シーズンのプレミアリーグで19得点を挙げたFWドミニク・ソランケをトッテナムに6430万ユーロ(約102.8億円)で放出した。その後釜として期待されているのが、3700万ユーロ(約59.2億円)を投じてポルトから獲得したFWエヴァニウソンだ。さらに、昨シーズン後半戦にヘタフェから期限付き移籍で加入していたFWエネス・ウナルが完全移籍に切り替わり、1650万ユーロ(約26.4億円)を支払った。同じくウインガーのルイス・シニステラも期限付き移籍から完全移籍に切り替わって2340万ユーロ(約37.4億円)の移籍金がかかった。

 最終ラインでは、DFロイド・ケリーが契約満了で退団したため、守備補強も行っている。ユベントスから1520万ユーロ(約24.3億円)で獲得したDFディーン・ハイセンは19歳の若手だが、昨シーズンの後半戦はユベントスからの期限付き移籍で加入していたローマでレギュラーを務めた有望株で、今後の成長にも期待できる。バルセロナから1000万ユーロ(約16億円)で獲得したDFジュリアン・アラウージョも注目の23歳だ。

 ベテランGKのネトがアーセナルに期限付き移籍した穴埋めには、チェルシーから期限付き移籍でGKケパ・アリサバラガを迎えることで対処している。

 全体的には、抜けた主力の穴を埋めた印象の移籍市場だったが、これで勝ち点を重ねていくことができるかは未知数だ。

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