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カネを使いまくったのは? 欧州、夏の移籍金総支出ランキング11〜20位。アーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

11位:リヨン(リーグアン/フランス)

リヨンのムサ・ニアカテ
【写真:Getty Images】

総支出額:1億4379万ユーロ(約230億円)
移籍金最高額:ムサ・ニアカテ(3190万ユーロ/約51億円)

 夏の移籍金総支出ランキング11位は、2023/24シーズンのフランス・リーグアンを6位で終えたリヨンで、移籍市場に1億4379万ユーロ(約230億円)を投じた。

 最高額補強はイングランドのノッティンガム・フォレストから獲得したDFムサ・ニアカテで、3190万ユーロ(約51億円)を支払った。同じくノッティンガム・フォレストからMFオレル・マンガラを2340万ユーロ(約37.4億円)で獲得している。

 そのほかにも各ポジションに新戦力を迎えているリヨンだが、その中でもヴェネツィアから600万ユーロ(約9.6億円)で獲得したアメリカ合衆国代表のMFタナー・テスマンは、インテルが獲得に動いていたことが報じられていた22歳の有望株で、今後の成長に期待が集まる。

 リヨンにとって想定外だったのは、FWエルネスト・ヌアマだ。20歳のガーナ代表ウインガーは昨年夏にモレンベークから期限付き移籍で加入し、リーグアンで3得点2アシストを記録して評価を高めた。リヨンはシーズン終了後に完全移籍に切り替えたあと、イングランドのフラムへ移籍することでクラブ間合意に達したが、メディカルチェックの途中でヌアマが失踪。泣いてリヨンに残りたいと訴えたそうで、結局フランスに戻ったことでこの移籍は破談に終わり、完全移籍に掛かった2850万ユーロ(約45.6億円)の支出がそのまま残っている。

 2023/24シーズンのリヨンは、シーズン前半戦の大不振から立て直して6位でフィニッシュした。今季は最初からエンジン全開で行きたいところだが、開幕2連敗の後、第3節で初白星という微妙なスタートとなっている。

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【了】

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