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バルセロナは来夏もニコ・ウィリアムズを狙う？

　バルセロナは、アスレチックビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を諦めてはいないようだ。スペインメディア『SPORT』が、現地時間6日に報じている。N・ウィリアムズの契約は、2027年6月30日までとなっているが、今後の動向に関心が集まっている。

22歳のN・ウィリアムズは、23/24シーズンはクラブの40年ぶりのコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）制覇に大きく貢献。UEFAユーロ2024（EURO2024）でも、圧倒的なスピードと突破力を武器に活躍し、自身の価値を証明した。一気に移籍市場の人気銘柄に躍り出たアタッカーには、バルセロナだけでなくプレミアリーグのクラブも獲得に乗り出していたと伝えられていたが、最終的には残留した。

　同メディアは「バルセロナのN・ウィリアムズの獲得は、1年後を見越して計画されていた」と伝え、「すべての関係者が満足するように整えられていた。ビルバオは、ファンに対して1年間の契約延長を果たしたことを示し、N・ウィリアムズは6000万ユーロ（約96億円）を残した移籍が可能で、バルセロナはお金を用意する時間を得ることができるというものだった」とバルサは、当初の予定では2025年夏に獲得する意向であったことを明るみにした。

　続けて「しかし、EURO2024で状況が一変した。N・ウィリアムズは、スター選手としての実力を発揮し、ラミン・ヤマルとの関係性が期待値を大幅に高めたことで、バルセロナは2024年夏に獲得することが理想的だと見なした」と報じ、「バルセロナは前倒しで動くことを決断し、N・ウィリアムズとダニ・オルモの獲得のために、さらに借金をする覚悟で動き出した。しかし、N・ウィリアムズは、ビルバオからのプレッシャーに耐えられず、計画から下りた」と今夏の交渉の経緯について言及している。

　報道によれば、バルセロナは2025年夏に獲得するという当初の計画通り、諦めずに来夏もN・ウィリアムズの獲得を試みるという。果たしてバルセロナは、念願のウインガーの獲得を叶えることができるのだろうか。