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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング1〜10位。堂々のトップに輝いたのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:三笘薫

三笘薫
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月20日
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
市場価値:4500万ユーロ(約72億円)

 2位にランクインした現在27歳の三笘薫(4500万ユーロ/約72億円)は、29歳という年齢で迎える2026年のワールドカップ(W杯)にメンタル的にもフィジカル的にも自身のピークを持ってきてほしいところだ。それほどまでに彼にかかる日本中からの期待は大きいだろう。

 黄金期真っ只中の川崎フロンターレにおいても三笘の存在は別格だった。Jリーグでのプレーがわずか1年半で終わったのも納得の成績で、早々に海外の扉を開いている。プロ2年目を迎えていた2021年夏、当時はまだ180万ユーロ(約2億8800万円)ほどの市場価値だった三笘の獲得に名乗り出たのはプレミアリーグのブライトンだった。今となっては市場価値が4500万ユーロ(約72億円)のプレイヤーをわずか300万ユーロ(約4億8000万円)という金額で獲得するあたり、ブライントンのフロント陣の優秀さが垣間見える。

 2022年に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督のもとで左ウイングとして躍動した三笘の市場価値は、プレミアリーグ初挑戦時の300万ユーロ(約4億8000万円)から約1年半の間に5000万ユーロ(約80億円)まで約16倍もの上昇を見せた。事実、その1年半ではシーズンを跨いでリーグ戦52試合に出場し10得点10アシストを記録している。

 背中の負傷の長期離脱で4500万ユーロ(約72億円)まで落ちた市場価値も、今回の日本代表内では堂々の2位の金額となる。絶対的なレギュラーとして迎えることができなかった東京オリンピックやカタールW杯での雪辱を果たすためにも、2026年W杯では日本代表をまだ見ぬベスト8の舞台に導いてほしいところだ。

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