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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング1〜10位。堂々のトップに輝いたのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:南野拓実

南野拓実
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
所属クラブ:モナコ(フランス)
市場価値:2000万ユーロ(約32億円)

 前回のワールドカップ(W杯)アジア最終予選でも主力として8試合に出場している南野拓実(2000万ユーロ/約32億円)が3位にランクインした。

 20歳を迎える2015年初めにオーストリアに渡った南野だったが、次のステップには約5年もの月日を費やしている。それでも、1年目から出場機会を得てリーグ戦で2桁得点を記録する年もあると、微小ながらも毎年上昇していた市場価値は5シーズン目を迎える直前の2019年6月に、加入当初から約4倍の500万ユーロ(約8億円)の金額に達していた。

 その後のシンデレラストーリーは、サッカーファンの多くを興奮させたことは言うまでもない。その年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ全6試合に先発出場し2得点3アシストという数字とともにその実力を欧州の舞台に知らしめると、半年の間に市場価値を1250万ユーロ(約20億円)まで急上昇させ、リバプール移籍を掴み取った。

 イングランドで過ごした約2年間では思うような活躍とはいかなかった南野は、2022/23シーズンにフランスのモナコに移籍をすることになったが、そこでも調子が上がらず、迎えた2022年のカタールW杯では、控えに回ることになってしまった。2018年から続いている森保政権内で、最多得点をあげているトップスコアラーにとっては、決して本領発揮とはならなかった自身初のW杯になったことだろう。

 それでも、一時は600万ユーロ(約9億6000万円)まで下がった市場価値も、昨シーズンのリーグ戦30試合で9得点6アシストという見事な復活劇で2000万ユーロ(約32億円)まで上がっている。本来の実力を発揮している南野は、先日の中国代表戦では得意とするシャドウの位置で先発フル出場をし、2得点の大活躍でアジア最終予選のスタートを切った。

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