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最高額は誰だ! サッカー日本代表最新メンバー市場価値ランキング1〜10位。堂々のトップに輝いたのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:菅原由勢

菅原由勢
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月28日
所属クラブ:サウサンプトン(イングランド)
市場価値:1200万ユーロ(約19億2000万円)

 昨季のEFLチャンピオンシップでの戦いから、1年ぶりにプレミアリーグ昇格を決めたサウサンプトンに所属する菅原由勢(1200万ユーロ/約19億2000万円)が9位にランクインした。

 今夏にサウサンプトンに加入した菅原だが、その市場価値は前所属のAZアルクマール時代に急上昇している。オランダリーグではアヤックス(優勝28回)、PSV(同22回)、フェイエノールト(同11回)が優勝回数に比例してビッグ3という印象が強いが、AZも優勝回数こそ3チームに次ぐ2回にとどまっているものの、若手有望株の活躍が非常に目立つ強豪である。

 最近の選手で言うと、現在はユベントス所属のトゥーン・コープマイネルス(5000万ユーロ/約80億円)やACミラン所属のタイアニ・ラインデルス(3000万ユーロ/約48億円)といった選手は、AZからそれぞれイタリアの地にステップアップを果たしている。

 そんな若手の育成にも定評のあるAZにおいて、菅原は当時19歳の1年目から出場機会を与えられると、3年目の2021/22シーズン以降はリーグ戦30試合以上に出場するなど、右サイドバックのレギュラーの座を掴んでいる。2022/23シーズンから2年連続で公式戦10得点以上に関与する活躍は、右サイドバックのポジションとしては特筆すべき数字であり、その活躍に比例するようにして、2022/23シーズンの開幕前は300万ユーロ(約4億8000万円)だった市場価値は2023/24シーズンが終了した2年後には4倍の1200万ユーロ(約19億2000万円)に高めている。

 今季から所属しているサウサンプトンでは、ここまで3-5-2の右ウイングバックを担当しており、4バックと3バックを併用する気配が見られる日本代表においても、イングランドでの菅原の経験は心強いものになるだろう。

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