センターバック
【写真:Getty Images】
町田浩樹(背番号16)
中国代表戦:フル出場
評価:A
先発した3バックの中で最も輝いていたのがこの背番号16だろう。守備で安定感を発揮したのはもちろんのこと、この日は攻撃面での働きがいつも以上に光っており、積極的にクサビのパスを差し込んでは、隙を見てゴール前にも顔を出し際どいラストパスも送り込んでいた。冨安健洋が不在の中で、十分すぎるアピールだった。
板倉滉(背番号4)
中国代表戦:71分 OUT
評価:B
3バックの右で先発出場しクリーンシートに貢献。とくに大きなミスもなく、攻守において安定感あるプレーを続けることができていた。前半には中国代表FWジャン・ユイニンに強烈な肘打ちをくらうも大事には至らず、常にクールな姿勢を保っていたのも評価に値するだろう。バーレーン戦でも無失点に期待したい。
谷口彰悟(背番号3)
中国代表戦:フル出場
評価:B
日本代表が攻める時間がほとんどで、中国代表のシュートは90分間でわずか1本に。DFにとっては忙しくない試合となったが、それでも最後まで集中を切らすことなく、3バックの中央でどっしりと構えていた。データサイト『Sofa Score』によると、パス成功率は97%を記録。相手のプレッシャーが緩く難易度が低かったとはいえ、安定したプレーを発揮できていた証拠と言えるだろう。
高井幸大(背番号21)
中国代表戦:71分 IN
評価:B
パリ五輪(パリオリンピック)でも躍動した逸材CBがついに日本代表デビュー。ピッチに入る前から笑顔を見せるなど、デビュー前とは思えないほど堂々としており、実際にピッチに入ってからも鋭いインターセプトを見せるなど、臆することなくプレーした。稼働時間は限られたが、A代表、アジア最終予選の雰囲気を体感できたことは、本人にとって大きかったはずだ。