「今日のような簡単な試合は…」
――前田もゴールです！
「素晴らしいゴールでしたね！」
――たくさんのゴールを見れて、お腹がいっぱいではないでしょうか。
「日本代表は3次予選の初戦で機能しなかった時が多かったので、今日のような簡単な試合は楽しむべきです」
――久保もゴールです！ 3次予選ですよね？
「7点目！ あり得ないですね。中国に7-0で勝つとは、想像できませんでした」
――試合が終了しました。これ以上ないスタートですね！ 試合を振り返ってどうでしょうか？
「日本が本命のチームであると証明しました。試合に入る前にいろんな不安がありましたが、完璧な初戦になりました。森保監督の戦術も当たり、2列目の選手全員がゴールに絡めました」
――最も印象に残った選手はだれでしょうか？
「難しいですね。全員が良かったと思います！」
――三笘は433日ぶりのゴールでした。三笘のパフォーマンスはいかがでしたか？
「持ち味が出ましたね。本当に世界的なトッププレーヤーです」
――三笘は日本代表のエースと言えるでしょうか？
「一人のエースだと思いますが、今は何人もエースがいると思います。サッカーはチームスポーツなので、それは非常に良いことですね」
――次は、オーストラリアをアウェイで破ったバーレーンです。中東での対戦となりますが、どういった戦いを期待したいですか？
「今日と同じように試合の立ち上がりから主導権を握ってほしいです。中東のアウェイでの試合なのでもちろん難しさはありますが」
――攻撃的に戦ってほしい、ということですね！
「安定した守備も必要です。バーレーンもオーストラリアに勝ったので自信があると思います」
――きょうの試合で大勝して、慢心してしまうという心配はないですか？
「あまり心配していないですね。森保監督も選手たちも、プロフェッショナルだから、その恐れはありません」
――本日もありがとうございました。
▽語り手：ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。
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【了】
