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高額だったのは? 夏の日本人移籍金ランキング1〜10位。圧巻の約38億でトップに立ったのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:菅原由勢

サウサンプトンデビューとなった菅原由勢
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月28日(24歳)
移籍元クラブ:AZ(オランダ)
移籍先クラブ:サウサンプトン(イングランド)
移籍金:700万ユーロ(約11.2億円)

 サッカー日本代表の右サイドバックを務める菅原由勢は、この夏に700万ユーロ(約11.2億円)の移籍金でオランダのAZからイングランドのサウサンプトンへ移籍した。

 2019年夏に名古屋グランパスからAZへ移籍した菅原は、オランダでの経験を通じてヨーロッパで評価を高めた。2022/23シーズンはリーグ戦で3得点8アシスト、翌2023/24シーズンは4得点7アシストと、攻撃面でもチームに貢献している。

 そんな菅原は、この夏が移籍のタイミングだった。AZとの契約が残り1年となっていたため、複数のクラブが獲得に興味を示していた。イタリア王者のインテルなどの関心も伝えられる中、サウサンプトンに移籍することが決まった。

 菅原は新天地で開幕から3試合続けて右ウイングバックとして出場しており、第3節のブレントフォード戦では技ありの左足ボレーで見事にプレミアリーグ初ゴールを記録した。チームは3連敗と厳しいスタートとなってしまったが、菅原はポジション争いで良い位置に付けているとみていいだろう。

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