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遠藤航が先制点、南野拓実は2得点、久保建英は1得点2アシスト

【日本 7−0 中国 W杯アジア最終予選】

　サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）で中国代表と対戦した。試合は7−0で日本代表が勝利した。

　日本代表は、遠藤航や久保建英、日本代表復帰を果たした三笘薫らが順当に名を連ねた。一方で伊東純也や鎌田大地がベンチスタートとなった。

　立ち上がりから主導権を握った日本代表は、12分に先制した。久保が左CKをニアに蹴ると、遠藤航がフリーで合わせて、ヘディングシュートを決めた。その後もボールを支配し続ける日本代表は、相手GKの好守もあって、なかなか追加点を決めきれずにいたものの、前半アディショナルタイムには堂安律のクロスに三笘がヘディングで合わせて、リードを2点にひろげて折り返した。

　中国代表は後半の開始時から5バックに変更。前半の日本代表はサイドでフリーの選手が生まれることが多く、これに対処してきた。

　それでも日本代表は主導権を握り続け、52分には3点目が生まれる。ペナルティーエリア左で三笘からのリターンパスを受けた南野がDFを1人かわして、右足でシュートを放った。これがゴール右隅に決まり、3−0となる。

　その6分後には勝負を決定づける4点目が決まった。町田浩樹が敵陣浅い位置から最前線の上田綺世に縦パスを入れると、DFを背負ってダイレクトで落とす。町田のパスの時点ですでに動き出していた南野がこれを受け取って、右足のシュートをゴールに叩き込んだ。

　日本代表は63分、三笘と堂安が下がり、伊東と前田大然が投入され、スタンドからは大きな拍手が起きた。71分には、田中碧に加えて、20歳の高井幸大が入ってA代表デビューを飾った。

　77分には、久保のパスをペナルティーエリア右で受けた伊東がシュートを放つ。これがDFに当たってコースが変わり、GKが反応した逆のゴール左に吸い込まれ、日本代表のリードは5点に。87分には伊東のクロスに前田が飛び込んで6−0とした。

　後半アディショナルタイムには久保にもゴールが生まれ、日本代表は7−0で完勝。アジア最終予選の初戦で完璧なスタートを切った。

【得点者】
12分 1-0 遠藤航（日本）
45＋2分 2-0 三笘薫（日本）
52分 3-0 南野拓実（日本）
58分 4-0 南野拓実（日本）
77分 5-0 伊東純也（日本）
87分 6-0 前田大然（日本）
90＋5分 7-0 久保建英（日本）

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