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バルセロナは再レンタルを希望していた?
バルセロナは、昨季にレンタルでプレーしていたFWジョアン・フェリックスとDFジョアン・カンセロに対して、今夏の移籍市場で正式なオファーは提示していなかったようだ。スペインメディア『SPORT』が、現地時間5日に報じた。J・フェリックスはチェルシーに、カンセロはアル・ヒラルへと今夏に完全移籍で加入している。
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2023年夏に1シーズンのみのレンタル契約でバルセロナに加入したJ・フェリックスとカンセロ。アトレティコ・マドリードから加入したアタッカーと、マンチェスター・シティから加わったSBは、レンタル契約が満了を迎えたものの、続けてバルセロナでプレーすることを望んでいると伝えられ、去就に関心が集まっていた。しかし結果的には、それぞれ新天地へと活躍の場を移すこととなった。
同メディアは、「バルサはJ・フェリックスとカンセロに対して、いかなるオファーも提示しなかった。アトレティコは、再レンタルという考えは全くなかった。一方でシティは、2000万ユーロ(約32億円)の買い取り義務オプションが付随したレンタル契約を要求していた」と言及し、バルセロナは、2人のポルトガル代表をもう1年レンタルすることを希望していたと報じている。
報道によれば、J・フェリックスについては、ハンジ・フリック監督も再レンタルにゴーサインを出していたようだが、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームは、完全移籍のみを強く望んでいた模様。また、カンセロに対して、バルサは財政的に苦しい状況にあったにも関わらず、移籍市場が閉幕する寸前まで契約できる手段を模索していたという。それでも、解決策は見つからず、結果的には正式なオファーを提示することはできなかったようだ。
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