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【写真:Getty Images】
アーセナルとトッテナムの獲得競争
クリスタル・パレスに所属するイングランド代表MFエベレチ・エゼは、今夏アーセナルやトッテナムなど複数のクラブから関心を寄せられていると噂されていた。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間5日に、同選手が再び来夏の移籍市場における主役になる可能性があると報じていた。
移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏は同メディアの独占インタビューで、「イングランド代表のエベレチ・エゼに関して、混乱を解消したい」と前置きした上で、今夏に移籍の噂が絶えなかった同選手について次のように言及していた。
「パレスとの契約には契約解除条項があったため、今夏の状況はクラブがエゼへのオファーを受け入れるか拒否するかということには全く関係がなかった。もし他のクラブが契約解除金を支払っていたら、パレスにできることは何もなく、移籍の決断はエゼ自身に委ねられていただろう。どのクラブも契約解除条項を発動せず、具体的なコンタクトもなかったため、結局パレスに留まった」
また実際に獲得に関心を示していたクラブに関しては、「マンチェスター・シティは23年に彼をリストに入れていたし、トッテナムが彼を高く評価していることは事実だ。ただ、今夏はどちらのクラブからも、あるいは他のクラブからも正式な入札は一度も行われなかった」と、ビッグクラブが実際に獲得に動いていなかったことを明かしている。
もっとも、同メディアは、「(獲得に関心を示している)クラブが経済的な面で好調を維持することができれば、来年の夏に契約解除金を支払って移籍する選手が現れる可能性は十分にある」と来夏の移籍市場で再び多くのクラブのターゲットになる可能性について言及。実際に、英メディア『Daily Express』は、アーセナルとトッテナムが契約解除金を支払って来夏に同選手獲得に動く可能性があることを報じていた。果たして、イングランド代表でも実力を示しつつあるエゼは、来夏にビッグクラブに移籍することになるのだろうか。
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