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日本代表 3か月前

サッカー日本代表、南野拓実を使わない手はない。「いつもそういう話を…」連係に自信を持つ味方とは?【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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 2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権をかけたアジア最終予選の初戦が始まるサッカー日本代表。厳しいスタートとなった前回の最終予選を経験している南野拓実は、欧州ではシーズンが始まったばかりの9月に開催される難しさがありながらも、「身体的には出来上がっている」と頼もしい言葉を発してくれた。(取材・文:元川悦子)

著者プロフィール:元川悦子

1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。

白星発進なるか、いよいよ始まるアジア最終予選

南野拓実
【写真:Getty Images】

 2026年北中米ワールドカップ(W杯)優勝という大目標を掲げる日本代表にとって、アジア最終予選は必ず通らなければならない道。2018年ロシア・2022年カタールの両W杯の最終予選の初戦だったUAE・オマーンには立て続けに負けているだけに、何としても今日5日の中国戦(埼玉スタジアム2002)は白星発進が必要だ。

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 98年フランスW杯のクロアチア代表コーチ、2005年のイラン代表監督、2021年のオマーン代表監督として3度も日本を倒しているブランコ・イバンコビッチ監督が敵将ということで、中国は非常に不気味な相手。どういう出方をしてくるか分からないため、森保一監督も努めて慎重にゲームを運んでいくはずだ。

 熾烈な駆け引きが繰り広げられる中、最終的に誰かがゴールを奪わなければ白星は見えてこない。3年前の最終予選は伊東純也(スタッド・ランス)が全12ゴール中7ゴールに関与する獅子奮迅の働きでチームを救ったが、今回はより多彩な攻撃パターンで”勝ち筋”を見出したいところだ。

 そこで注目したいのが、トップ下のキーマンと位置づけられる南野拓実(モナコ)。ご存じの通り、彼は前回の最終予選の経験者である。しかしながら、当時は所属先のリバプールでコンスタントに試合に出られず、試合勘の不足に直面。特徴が最大限発揮できるとは言えない左ウイング起用がメインだったこともあり、本来とは程遠いプレーに終始し、大いに苦悩し続けた。

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