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「競技スポーツは結果が命」日本代表戦は人気復活をかけた一戦?中国代表は初戦から全力か「良いプレーでイメージ向上を…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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最終予選に進んだ中国代表
【写真:Getty Images】

中国代表、人気低迷で危機感か

 サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)の初戦で中国代表と対戦する。この日本代表との一戦は中国代表にとっては単なる1試合ではなく、人気復活をかけた重要な一戦になると考えているようだ。中国紙『人民網』が報じている。

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 同紙によると、中国代表は埼玉スタジアム2002で行われる日本代表との試合に向けて、2日の早朝にバスに乗ってホテルを出発し空港へ向かったが、ホテルや空港でチームを見送るファンはほとんどいなかったという。ファンだけでなく、現地メディアの関心も低く、中国代表の練習を取材するために訪れたメディアは2つ、3つほど。10日にホームで行われるサウジアラビア戦のチケットに関しても「まだ大量に残っており、ファンの熱意の低さを反映している」と報じた。ただし、試合会場となる大連の人々のサッカー熱は高く、8月25日に行われた大連英波と仏山南ライオンズの試合では55628人の観客数を記録している。中国代表に対する人気だけが低いようだ。

 人気低迷の理由として、同紙は「サウジアラビア戦のチケット価格は280元、480元、780元、1180元、1380元、1680元の6段階に分かれているが、前回と比べて大幅に値上がりした。前回ホームゲームのシンガポール戦では、チケットの最低価格は160元、最高価格は680元だった。日本代表のホームゲームのチケットは最高でも1500元未満だが、普通席のチケットは200元しかない。中国代表のパフォーマンスのせいで、ファンが試合を観戦するためにチケットを積極的に購入することは困難だ」と分析している。

 中国代表ファンの辛辣な言葉として「チケットはとても高いのに、中国代表が試合を通して対戦相手に抑えられるのを見るのに、なぜ金を払わなければならないのか?」というコメントを伝えている。また、チーム関係者は「競技スポーツは常に結果が命。ハードワークして試合で良いプレーをすることでしかイメージを向上させることはできない」と述べており、日本代表との試合は結果だけでなく、人気復活をかけた重要な一戦だと捉えているかもしれない。

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【了】

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