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「当時はイライラしていた(笑)」「自分自身甘かったなと」
サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦する。3年前の同月に行われた前回大会の最終予選初戦では、ホームでオマーン代表に0-1で敗れ、黒星発進となった。堂安律は苦しみを味わった前回の予選やアジアカップの敗退を振り返った。
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「飛行機の中から(前回の)最終予選を振り返りながら、自分自身甘かったなと思っているところがたくさんあった。やっぱりアプローチのところでね。技術では間違いなく日本が勝てると思っているので、試合の入り方とか、抜け目なくやっていく必要がある」
2021年9月、オマーン代表を吹田スタジアムに迎えた日本代表は、試合終盤の失点が決勝点となり、0-1で敗れている。堂安は伊東純也に代わって途中出場しており、ピッチで敗戦を告げるホイッスルを聞いている。
それから3年が経った。FIFAワールドカップやアジアカップで酸いも甘いも経験した。堂安自身も代表から外れた時期も経験しながら、また不可欠な存在になりつつある。オマーン代表に敗れた3年前は、日本代表でも当落線上をさまよっていた時期だった。
「単純に実力が足りなかったし、得点やアシストもなかった。かわりに純也くんが間違いなく救世主の働きをした。今思えば理解できますが、当時はイライラしていた(笑)。客観的に考えて自分に足りなかったものはワールドカップ前にはもう気づいていましたし、そこから向き合いながらやっていた」
ワールドカップの5か月前、堂安は環境を変えた。その決断がワールドカップでの活躍や、その後のキャリアに繋がっていることは言うまでもない。